伝統を纏う、皇室御用達の牛首紬

大門屋は1818年に創業され、今や11代目を迎える歴史ある呉服店です。

その創業は、土井利忠公が大野城主になった頃と重なります。大野のまちの発展に合わせて、私たちの呉服屋も共に成長させていただくことができました。

特に当店の目玉となるのが「牛首紬(うしくびつむぎ)」と呼ばれる織物です。

牛首紬は、日本の3大紬の1つであり、唯一フォーマルな場でも着用できることが特徴です。その品質と美しさは、皇室や日本を代表する大企業の社長夫人など、セレブリティな方々にも愛用されています。パーティーや重要な会議など、さまざまな場面で活躍します。

私の父は戦争から帰還し、旧大野郡の伝統である牛首紬を守るために工場の維持・再建に多大な努力を払いました。その情熱と努力が、50年の歳月を経てようやく花開いたと感じています。大野のまちでポツンとお店をやっているだけに見えるかもしれませんが、実は銀座や高級デパートなどでも取り扱いをいただいているんですよ。

現在、日本の経済は右肩下がりであり、アジア諸国が日本を追い抜いている状況です。この中で、日本人が自らの文化に対する関心を失っている現状に危機感を抱いています。

一方で、外国からの訪問者は日本の伝統文化や着物に大きな関心を寄せています。多くの方が着物を身にまとい、東京や京都の街を散策する姿が見られます。日本にもともとあるポテンシャルを活かし、地域の魅力をさらに発信していくことが重要だと考えています。

大野のまちは、ハード面では十分に整っています。今後はソフト面に磨きをかけ、訪問者が体験することで地域の魅力を存分に感じてもらう取り組みがますます重要となるでしょう。

地域の伝統や文化を守りながら、新たな価値を創造し、訪問者に心から喜んでもらえるよう努めてまいります。

~地元の人がおすすめする大野の名スポット~

冬の荒島岳・・・夕日に照らされるとまるでスイスの有名な山、ユングフラウヨッホのような美しさを誇ります。山に残る雪が夕陽に染まり、まるで頬が赤く染まるかのような景色が広がります。一番の見ごろは2月下旬の夕暮れ時。その壮大で甘美な風景をお楽しみください。

INFORMATION

住所 大野市元町9-22

電話番号 0779-66-2185

営業時間 8:00-17:00

定休日 火曜日

駐車場 付近の公共駐車場をご利用ください

SNS なし